環境・条件
Excel: 2007
CSVデータ: カンマ区切りかつダブルコーテーション囲み
CSVデータ: カンマ区切りかつダブルコーテーション囲み
CSVファイルをエクセルで読み込む際に頭が0(ゼロ)の数値データを読み込んだ場合頭の0が無くなり困った経験がある方もいらっしゃると思います。
これはCSVを読み込む際に数値データにエクセルが自動で変換してしまうために起こっています。
電話番号のデータや郵便番号のデータが0(ゼロ)が頭の数値データにあたり、そのまま読み込むと桁落ちが発生してしまいます。
そこでエクセルで読み込む際の簡単な方法として元のCSVデータの頭に"="(イコール)を追記するという方法があります。
そうすることによってエクセルの表示(データ)上正しく頭の0が表示されるようになります。
条件としてはCSVデータがカンマ区切りかつダブルコーテーションで囲まれていることになりますが、この条件が合えば利用できる方法かと思います。
エクセルで利用すためにCSVの出力元に"="(イコール)を設定してもらえると楽なのでですが、そうでない場合はテキストエディタなどで元のCSVデータを変換する方法でも対応できます。
その際はイレギュラーなデータがあった場合、変換が不要なデータまで変換してしまわないように注意が必要です。
変換(置換)の例としては「正規表現」が利用できれば以下の内容で置換できるかと思います。
行頭の変換用(正規表現を利用した置換)
置換元文字列
^"0
置換後文字列
="0
^"0
置換後文字列
="0
行頭以外の変換用
置換元文字列
,"0
置換後文字列
,="0
,"0
置換後文字列
,="0