ここでは、この「OpenID Connect」で利用する「クライアントID」の取得方法を紹介します。
今回作成（説明）する「クライアントID」はウェブアプリケーション用になります。
0.Google Developers Consoleを表示
「Google Developers Console」https://console.developers.google.com/ にアクセスしてして以下1.～の手順を進めると「クライアントID」が取得できます。
取得にはあらかじめGoogleのアカウントが必要です。
1.認証情報の設定画面に遷移
「認証情報」をクリックしてください。
2.プロジェクトの作成画面に遷移
プロジェクトを作成する為に「作成」をクリックしてください。
既にプロジェクトを作成（選択）済みの場合は「4.認証情報の作成画面に遷移」からの手順になります。
3.プロジェクトの作成
プロジェクト名を設定しラジオボタンを選択して「作成」をクリックしてください。
4.認証情報の選択フォームを表示
「認証情報を作成」をクリックして選択フォームを表示させてください。
5.認証情報の選択
「OAuth クライアント ID」をクリックして下さい。
6.OAuthクライアントの同意の設定画面に遷移
「同意画面を設定」をクリックして下さい。
7.OAuth設定画面の入力
「メールアドレス」及び「ユーザーに表示するサービス名」を入力して「保存」をクリックしてください。
他の情報については省略可能（後で設定可能）なので省略します。
8.認証情報を入力今回はwebページで利用するので「アプリケーションの種類」に「ウェブアプリケーション」を選択してください。
「名前」に適当な名前を入力して、「認証済みのリダイレクトURI」にGoogleからのコールバックを受けるアドレスを設定して「作成」をクリックして下さい
※ 「認証済みのリダイレクトURI」について当サイトの説明上PHPで実装する場合のファイル名を「callback.php」としています。手順に合わせる場合は
http://[設置するドメイン]/callback.php
等のような設定が必要です。 できる限り簡単にPHPで「Google OpenID Connect」を使ってみる
9.「クライアントID」及び「クライアントシークレット」の表示
「クライアントID」及び「クライアントシークレット」が表示させるのでメモ帳などに控えてください。
この情報を「Google OpenID Connect」で使用します。
後でこの情報を確認する場合は左メニューの「認証情報」から確認できます。
その他の情報についての修正も同様に可能です。
以上で「クライアントID」の取得が完了です。
取得した「クライアントID」をPHPで利用する方法については下記で説明しています。
OpenIDを理解するにあたってできる限り簡単にPHPで「Google OpenID Connect」を利用するプログラムを作成してみました...