環境
OS: Windows 7
VisualStudioCode: 1.21.1
sftp: 1.1.6
VisualStudioCode: 1.21.1
sftp: 1.1.6
目次
VisualStudioCodeで編集しているファイルを直接サーバーにアップロードする方法をメモに残します。
「sftp」というプラグインを利用して実現することが可能です。
「sftp」プラグインのインストール
以下の図のような手順で拡張機能から「sftp」を検索してVisualStudioCodeにインストールを行います。フォルダを作成してVSCodeで開く
任意の場所にフォルダを作成してVSCodeでそのフォルダを開きます。メニューバーの「ファイル(F)」→「フォルダーを開く(F)」で作成したフォルダを指定するか、 VSCodeのウィンドウ上に作成したフォルダをドラック&ドロップするとフォルダを開くことが出来ます。
初期設定(コンフィグファイルの作成)
F1キーでコマンドラインを表示します。表示したコマンドラインにて「sftpconfig」と入力してEnterキーを押します。
そうすると、対象のフォルダ配下に「.vscode」という名前のフォルダが自動的に作成され、 さらにその配下に「sftp.json」という名前にSFTP専用のコンフィグファイルが作成され ウィンドウ上にオープンされているかと思います。
このファイルを編集することで「sftp」が利用できるようになります。
コンフィグファイルの設定
オープンされたコンフィグファイルを以下のように設定することで sftpを利用したサーバーとの連携が可能になります。パスワード認証のみで接続する場合(最低限)
1 2 3 4 5 |
{ "host": "hogehoge.com", "username": "hoge", "remotePath": "/aaaa/bbbb/cccc" } |
設定ファイル内にパスワードを設定する場合は、「"passowrd": "パスワード"」と 上記コンフィグに追加すると省略できます。
鍵ファイルを利用して接続する場合(最低限)
1 2 3 4 5 6 |
{ "host": "hogehoge.com", "username": "hoge", "privateKeyPath": "C:\\privatekey\\hoge_rsa", "remotePath": "/aaaa/bbbb/cccc" } |
プロトコル「FTP」で接続する場合(最低限)
1 2 3 4 5 6 7 |
{ "protocol": "ftp", "port": 21, "host": "hogehoge.com", "username": "hoge", "remotePath": "/aaaa/bbbb/cccc" } |
sftpの使い方
サーバー上のファイルを全てダウンロードする
「remotePath」に設定したフォルダ配下のファイルを全てダウンロードするには 「F1」キーを押して「sftpdownload」コマンドを実行します。※対象のファイル数、サイズが多い場合は時間・通信容量がかかるので注意して下さい。
個別にファイルをアップロード/ダウンロードする
対象のファイルを開いた状態で「右クリック」すると対象のファイルをアップロードまたは ダウンロードできます。「sftp」の詳細な情報等は以下のgithubが参考になるかと思います。(英語)
Super fast sftp/ftp extension for VS Code. Contribute to liximomo/vscode-sftp development by creating an account on GitHub.